今回はフィリピンの代表料理「シニガン」の作り方を紹介します。
シニガンはスープ料理の1つで、現地の人にもっとも愛されている料理です。
シニガンの材料
今回は豚肉を使ったシニガン 3〜4人前を作るのに必要な材料です。
具材の数量はあくまで目安なので、自分の好みに合わせて調整してください。
豚肉 | 200 〜 300g |
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玉ねぎ | 小1個 |
トマト | 小2個 |
大根 | 1/4 本 |
オクラ | 5〜8本 |
ナス | 1本 |
空芯菜 | お好みに合わせて |
青唐辛子 | 2本 |
シニガンの素 | 1袋 |
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ナンプラー(魚醤) | 大さじ1杯 |
本来は「タマリンド」と呼ばれる果物を使ってスープを作るのですが、簡単には手に入らず、手間がかかるので「シニガンの素」を使って作るのが一般的です。
シニガンの素はスーパーに行けば売っています。
私が作るときは味の素から出てるシニガンの素をよく使います。
ちなみに、味の素のシニガンの素は2種類あって、通常盤と「Gabi」と呼ばれるバージョン(上の写真の右)があります。
違いですが、Gabiの方を使うと、スープがトロッとした仕上がりになります。
シニガンの作り方
1. 具材を切る
まずは、野菜や肉を食べやすい大きさに切ります。(フィリピン人の人は結構、大きめに切る人が多いです。)
オクラは頭の部分だけ切ります。
空芯菜は根元は硬いので、主に上の部分だけ使います。
2. 鍋で煮る
鍋に800〜1,000ccほど入れたら火にかけ、豚肉を入れます。
ある程度、煮たら、次にナンプラー(魚醤)を入れ、オクラと玉ねぎ、大根を追加します。
火が通ったら、ナスとトマトも追加します。
そして、5分程度煮たら、最後にシニガンの素と空芯菜を入れ、空芯菜が柔らかくなるまで煮ます。
これでシニガンの出来上がりです。
材料を切って、煮るだけなのでかなり簡単に作ることができます。
具材を煮る流れをおさらいしておくと次のようになります。
- 豚肉を煮る
- ナンプラーを大さじ1杯入れる
- 玉ねぎ、大根、オクラを煮る
- ナスとトマトを煮る
- シニガンの素と空芯菜を入れて煮る
日本でシニガンを作りたい場合は
実は日本でもAmazonでシニガンの素を購入することができるので、これを使えば同じ味を簡単に再現できます。
最後に
今回はフィリピンの定番スープ料理「シニガン」の作り方を紹介しました。
今回紹介したのは豚肉を使ったシニガンですが、フィリピンでは豚肉の代わりに牛肉を使ったり、エビを使う場合もあります。
また、野菜も自分好みにアレンジして調理する人がいるので、家庭によってはジャガイモを使うこともあります。
つまり自分の好みの具材をシニガンの素で煮れば、いいだけです。
ぜひフィリピン料理が恋しいという方や、フィリピン料理を作ってみたい方は、一度試してみてください。