このページではフィリピンのATMでキャッシュカードを使ってお金を引き出す方法を紹介します。
英語が苦手でやり方がわからないという人むけの記事です。
目次
そもそも日本のキャッシュカードでも引き出せるの?
上の赤い枠で囲まれたVISA(Plus)のマークがあるATMで、かつ海外対応のキャッシュカードがあれば引き出せます。
海外対応のキャッシュカードは色々ありますが、例をあげると次のようなものがあります。
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- 三菱UFJ銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
フィリピンのATMでお金をおろす手順
手順を箇条書きで書くと次のようになります。
ATMによっては多少操作が違うものがあるかもしれませんが、基本的に操作内容は同じです。
- ATMにカードを入れる
- Withdrawalをクリック
- Savingsをクリック
- 引き出す金額を選択 / 入力
- 暗証番号を入力
- カード、お金、レシートを取る
それでは、画像を使いながら説明していきます。
お金の引き出しには現地のキャッシュカードを使っていますが、日本のキャッシュカードでも操作は同じです。
1. ATMにカードを入れる
まず、ATMにキャッシュカードを入れます。
2. Withdrawalをクリック
すると色々なメニューが表示されるので、この中から“Withdrawal”をクリックします。
“Withdrawal”とは日本語で、「引き出す」という意味です。
ATMによって表示される画面は若干異なることがありますが”Withdrawal”と書かれてた物をクリックすればOKです。
その他の用語
Balance Inquiry:残高照会
Bills Payment:請求書の支払い(電気代、ガス代など)
Fund Transfer:振り込み
Other Services:その他
Cancel Transaction:取り消し
3. Savingsをクリック
“Withdrawal”をクリックすると、次にどこからお金を引き出すのか選択する必要がありますので、”Savings”をクリックしてください。
“Savings”は自分の口座からお金を引き出す時に使います。
4. 引き出す金額を選択 / 入力
自分が引き出したい金額を画面の中から選択するか、金額を入力します。
1度にATMで引き出せる金額の上限は1万ペソまでです。もし、それ以上引き出したい場合は1回目に1万ペソを引き出し、もう1度キャッシュカードを入れて引き出し操作を行います。
10万、20万といった大きな額を引き出したい場合は、銀行で依頼した方が良いでしょう。
5. 暗証番号を入力
キャッシュカードの暗証番号を入力します。
6. お金とカードを受け取って完了
しばらくするとお金・キャッシュカード・レシートが出てくるのでそれぞれを受け取り完了です。
もしカードがATMから出てこなかったら?
ごく稀にカードがATMに吸い込まれたまま、出てこないことがあります。
出てこなかった場合は銀行に電話するしか方法はありません。
以下のようなフレーズを使って、カードが戻ってこないことを伝えましょう。
- The ATM swallowed my card.
- The ATM didn’t return my card.
- The ATM ate my card.
銀行内のATMを利用する場合は、すぐに銀行スタッフに言えるので安心です。
心配な方は、できるだけ銀行内のATMを利用するようにしましょう。
クレジットカードも持っていったほうがよい
スリにあったり、ATMに吸い込まれて現金を引き出す手段がないとどうすることもできません。
ですから、念のためフィリピンに旅行予定の方はキャッシュカードだけでなくクレジットカードも持っていったほうが良いでしょう。
クレジットカードがあると、レストランやデパートでの支払いに使えるだけでなく、ATMでキャッシングといって現地の通貨をクレジットで購入(厳密には現地通貨を一時的に借りて、後日クレジットで支払い)することができます。
キャッシングができるクレジットカードは色々ありますが、その中でもおすすめなのが「楽天カード」です。
楽天カードの場合、キャッシングした額の一部が楽天ポイントとして付与されるのでかなりお得です。
最後に
今回はフィリピンのATMでお金をおろす方法を紹介しました。
英語が苦手でお金のおろし方がわからないという人はぜひ参考にしてみてください。