マニラの空港と言えば、ニノイ・アキノ空港で4つのターミナルがあります。
利用する航空会社によって、ターミナルが異なるので、間違って違うターミナルへ行ってしまわないように注意しましょう。
この記事では、ニノイ・アキノ空港に関する基本的な情報を紹介していますので、ニノイ・アキノ空港を利用される方はぜひチェックしておきましょう。
目次
4つのターミナルの基本情報
ターミナル1
ターミナル1は最も古い国際線専用ターミナルで1981年に開業しました。
以下、ターミナル1で利用できる航空会社の一覧です。日本人がよく利用する「日本航空」や「ジェットスター」はターミナル1になります。
- 日本航空
- ジェットスター航空
- チャイナエアライン
- エアチャイナ
- アセアナ航空
- ニューギニア航空
- 中国東方航空
- 中国南方航空
- エチオピア航空
- エティハド航空
- エバー航空
- ガルフ・エア
- チェジュ航空
- 大韓航空
- クゥエート航空
- マレーシア航空
- オマーン航空
- カンタス航空
- カタール航空
- ロイヤルブルネイ航空
- サウディア(サウジアラビア航空)
- タイ航空
- タイガーエア
- トルコ航空
- ユナイテッド航空
- アモイ航空
ターミナル1は長年、世界の空港ランキングでワーストランキングに選ばれるほど評価が低い空港ですが、2015年のリニューアルにより、内部は綺麗になりました。
しかし、相変わらず利用できるレストランはほとんどなく、不便に感じることが多いです。
ターミナル2
ターミナル2は全ての発着便がフィリピン航空です。国内線、国際線問わずフィリピン航空を利用する場合、ターミナル2を利用することになります。
あまり広くありませんが、内部は清潔です。
ターミナル3
ターミナル3は2008年にオープンした新しい空港で、他のターミナルに比べ大きいです。
国内線と国際線があり、日本人がよく利用する「エアアジア」や「セブパシフィック」はターミナル3に発着します。
- エアアジア(国際線)
- セブパシフィック航空
- 全日空
- キャセイ・パシフィック航空
- デルタ航空
- エミレーツ航空
- KLM航空
- シンガポール航空
- Pal Express
ターミナル3は他ターミナルよりも大きいこともあり、レストランやカフェが多数あります。
個人的にはこのターミナル3が一番おすすめです。
ターミナル4
ターミナル4は 一番小さいターミナルで国内線専用です。
以下、ターミナル4で利用できる航空会社の一覧です。
- エアアジア(国内線)
- セブパシフィック航空
- スカイジェット
- Air Swift
Air Swiftはフィリピンのリゾート地「エルニド」へ行く際に利用する航空会社です。
ターミナル利用時の注意点
空港に入れるのは搭乗予定者のみ
フィリピンの空港は日本の空港とは違い、搭乗予定者しか入ることができません。
つまり見送りで空港に行ったとしても、空港の中には入ることができず、入り口でお別れをしなければなりません。
荷物は肌身離さず管理すること
空港内といえど、スリの被害に合うことが時々あります。常に荷物は肌身離さず管理しましょう。
もし、空港内で親切に「荷物を運びましょうか?」と話しかけてくる人がいても断ってください。
空港から市内への移動方法は?
マニラ市内への移動には、タクシーを利用するのが一般的です。
タクシーには色々種類があり、事前に値段のわかるクーポンタクシーやメーターを使用して料金計算するローカルタクシーなどがあります。
クーポンタクシーの場合、値段が事前にわかるのは良いですが割高です。
また、ローカルタクシーの場合は、ぼったくりにあう可能性が高いので少しリスクが高いです。
一番安全でクーポンタクシーよりも安く利用する方法はGrabを使うことです。Grabの使い方については以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
ターミナル間の移動方法は?
万一、ターミナルを間違えてしまったという人や乗り換えで違うターミナルへ移動する必要がある人は「ターミナルバス」に乗ると、別のターミナルへ無料で移動することができます。
ターミナルバスは15分~30分毎に運行していて、ターミナル1⇒ターミナル2⇒ターミナル4⇒ターミナル3の順番に停車します。
もし、時間に余裕がないという場合は、Grabを使うと良いでしょう。
最後に
今回はマニラの空港「ニノイ・アキノ空港」について紹介しました。
ターミナルが4つあるため、時々間違えてしまう人もいるようなので、きちんと自分が利用する航空会社がどのターミナルから発着するのか確認しましょう。