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マニラの物価って本当に安いの?日本の値段と比較してみた

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フィリピンの物価は日本の3分の1なんて言葉を聞きますが、本当にそんなに安いのでしょうか?

この記事では、フィリピン物の値段と日本の物の値段をカテゴリー別に比較しながら、どの程度安いのかを紹介します。

値段を比較する項目

今回比較するのは以下の6項目です。

比較する項目
  1. 食料品
  2. 日用品
  3. 散髪費
  4. 通信費
  5. 映画
  6. 交通費
  7. レストラン

それでは、順に見ていきましょう。



1. 食料品

まず、食料品ですがフィリピンの場合ですと、次のようになります。(1ペソ≒2円)

項目 値段
水(6リットル) 60ペソ
キャベツ(1kg) 100ペソ
玉ねぎ(1kg) 75ペソ
トマト(1kg) 60ペソ
なす(1kg) 85ペソ
ニンニク(1kg) 100ペソ
お米(1kg) 50〜70ペソ
卵(12個入り) 90ペソ

いかがでしょうか。

私自身、日本であまり買い物をしないので比較が難しいのですが、水は圧倒的に安いですね。

お米も1kgあたり100〜140円とリーズナブルな価格です。

野菜はフィリピンでは結構高い値段で売られているので、全ての野菜が日本の3分の1というわけではありません。

結論

食料品は水や米はなど物によっては日本の3分の1以下と言える。

参考写真

2. 日用品

次に日用品ですが、フィリピンでは次のようになります。

項目 値段
シャンプー 120ペソ
石鹸 50ペソ
歯磨き粉 100ペソ
トイレットペーパー(芯あり)9ロール入り 100ペソ
トイレットペーパー(芯なし)20ロール入り 100ペソ

シャンプーや石鹸、歯磨き粉などはブランドにより値段は異なりますので、あくまでも参考程度の値段しかありません。

日本の値段を比較してみると、3分の1とは言えないもの、比較的日本より安いことがわかります。

結論

日用品は日本の3分の1とは言えない。

3. 散髪費

フィリピンのローカルの美容院で切る場合、100ペソ〜200ペソ程度です。チップの習慣があるので、チップを払っても100円以下で切ることができます。

しかし、モールの中にある美容院を利用する場合、もう少し値段が上がり、200〜500ペソぐらいになります。

日本で切る場合は3,000円以上かかるので、かなり安いことがわかります。

結論

散髪代は日本の3分の1以下と言える。

4. 通信費

フィリピンの場合、Loadといって必要な分だけ携帯使用料をチャージする仕組みになっています。

しかも便利なことに、通話が不要であれば、インターネットの利用分だけチャージできるので、コストが削減できます。

私の場合は、1週間に2GB分Loadしていてコストは100ペソです。ですので、単純計算すると、1ヶ月で8GBで400ペソ(約800円)ということになります。

日本でも最近格安SIMが登場していますが、8GB〜10GBのプランで、かつインターネットのみですと、2,500円ぐらいするので、やはりフィリピンの方が安いでしょう。

結論

通信費は日本の3分の1ぐらいと言える。

5. 映画

日本の場合、映画館で映画を見ると、1,800円〜2,100円ぐらいかかりますね。

フィリピンの場合は映画館によって値段が変わります。というのも、映画館によって椅子のクオリティや大きさが異なるためです。

しかし、日本よりも圧倒的に安く、200〜500ペソ(400円〜1,000円)ぐらいで見ることができます。

結論

結論:映画代は映画館によるが、安いところで見ると日本の3分の1以下と言える。

6. 交通費

マニラの公共の乗り物の運賃は以下です。(距離により変動します)

電車(MRT) 15〜30ペソ(30〜60円)〜
バス 12ペソ(24円)〜
タクシー 40ペソ(80円)〜
ジプニー 8ペソ(16円)〜
トライシクル 15ペソ(20円)〜

日本のバスや電車ですと、数百円しますし、圧倒的にフィリピンの方が安いことがわかります。

結論

交通費は日本の3分の1以下と言える。

7. レストランでかかる費用

レストランにもよりますが、日本の場合、1,000〜2,000円が一般的でしょうか。

フィリピンの場合もレストランによりますが、普通の一般的なレストランですと一人あたり300〜500ペソ(600〜1,000円)でお腹いっぱい食べられます。

ちなみにファストフードですと、フライドチキン、ご飯、スープのセットは120ペソ(約240円)ぐらいで食べられます。

いかがでしょうか。日本より少し安いかなという印象です。

結論

日本の3分の1以下と言えない。しかし、日本より安い。



ちなみに、マニラで働くフィリピン人の賃金は?

これまで日本の物価と比べて、かなり安いことがわかったと思いますが、マニラで働くフィリピン人の賃金はどうなのでしょうか。

実は、日本のサラリーマンの給料に比べてるとかなり低く、15,000ペソ程度(30,000円)と言われています。

実際、私の知り合いの会社で働くフィリピン人は20,000〜40,000ペソと平均よりも多めですが、それでも少ないことがわかります。

そのため日本に比べると確かに物価は安いですが、フィリピン人の給料を考えれば決して安いとは言えないことがわかります。

フィリピンでは基本的に一人暮らしは難しく、家族で一緒に助け合いながら生活するのが基本です。

また、どうしても家元を離れて生活する必要がある場合でも、ルームシェアが基本で、1つの部屋に2〜4人で住み家賃を割り勘する場合がほとんどです。

まとめ

フィリピンの物価はほとんどが、日本の3分の1以下であるが、フィリピン人にとってはそれでも安いとは言えない。

3分の1以下のモノ

  • 食料品(一部)
  • 散髪費
  • 通信費
  • 映画
  • 交通費

今回はフィリピンの物価と日本の物価について、比較してみました。

値段を比べてみてどう感じたでしょうか。

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