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【フィリピン】結婚ビザの取得に必要な書類と手続き

このページでは、フィリピンで現地の方と結婚した後、結婚ビザを取るのに必要な書類や手続きについて解説していきます。

フィリピンの結婚ビザには1年間だけ有効のプロベーショアンルビザ(仮永住ビザ)と、パーマネントビザ(永住ビザ)の2種類あり、初回の申請は前者の仮永住ビザです。

そして、仮永住ビザ取得から1年後、特に問題がなければ永住ビザを申請することができます。

結婚ビザを取得すれば、ワーキングビザ(9G)がなくてもフィリピンで働くことができますし、観光ビザのように1〜2ヶ月ごとの更新も必要ないので、フィリピン人の方と結婚された場合、取っておいた方がお得です。

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仮永住ビザの取得に必要な書類

仮永住ビザの取得には以下の6種類の書類が必要です。

また、6種類の書類を挟むファイルも用意しておいたほうがいいでしょう。

  1. 嘆願書
  2. 申請書(Application Form)
  3. 婚姻証明書(Marriage Certificate)
  4. フィリピン人配偶者の出生証明書(Birth Certificate)
  5. パスポートのコピー
  6. NBIクリアランス
  7. ファイル(①〜⑥を挟むため)

それぞれについて詳しく解説していきます。

1. 嘆願書

これは「フィリピンの仮永住ビザをください」とお願いするためのレターです。

そう聞くと、「面倒だなぁ・・・」と思う人もいるかもしれませんが、マニラのイミグレーションの隣にある「Chamber of Commerce」という建物の裏側に公証人事務所があるので、そちらにお願いすれば、約500ペソほどで作ってもらえます。

私の場合は、妻が作ってくれましたが、申請書のチェックリストに「All sworn statements or affidavits must be original and duly notarized」という記述があるので公証人事務所にお願いしたほうが安心です。

参考までですが、当時提出した嘆願書を載せておきます(なんで、通ったのかな・・・)。

●嘆願書のサンプル

(日付)
Hon. Jaime H. Morante
Commissioner
Bureau of Immigration
Magallanes Drive
Intramuros, Manila

Dear Hon. Jaime H. Morante,

I, (フィリピン人配偶者の名前), a Filipino citizen, respectfully request a Non-Quota Immigrant Visa under Section 13, paragraph A of the Philippine Immigration Act as amended, in favor of my foreign spouse, (自分の名前), a Japanese National. We were married last (結婚した年月日) in the city of (結婚した市).

I am enclosing here the following documents to prove the information I have provided above.

1. My NSO-issued Birth Certificate
2. Our NSO-issued Marriage Certificate
3. Photocopy of the pertinent pages of his passport:
 a) Bio-page
 b) Pages showing his immigration admission and its extensions

Best Regards,

 

___________________________
(フィリピン人配偶者の名前)
 Petitioner/Filipino Spouse

 

___________________________
        (あなたの名前)
Applicant/ Japanese Spouse

2. 申請書

イミグレーションでもらって書きます。

一応、Web上にもあるので、事前に書いて持って行くこともできます。ただし、事前に書いて持っていったとしても、イミグレーションに着いてから、書き写さなければならないこともあるようです。

申請書をダウンロードする

3. 婚姻証明書(Marriage Certificate)

フィリピンで挙式後、約1ヶ月ぐらいするとPSAにて取得できるようになります。大使館へ婚姻届を出す際にも必要な書類なので、多めに取得しておくとよいでしょう。

フィリピン人配偶者の方が詳しいと思うので、わからなければ配偶者の方に聞いてください。

4. フィリピン人配偶者の出生証明書(Birth Certificate)

日本でいう戸籍みたいなもので、フィリピン人であれば、誰でも持っています。

フィリピン人配偶者の方にお願いして、取ってきてもらいましょう。

私の妻はインターネットで取ってました。

5. パスポートのコピー

顔写真のページと、入国スタンプや入国以降のビザが載っているページを全てコピーします。

イミグレーションにコピー機があるので、プリンターを持っていない人は現地でお願いしましょう。

事前にコピーしておきたい場合は本屋(National Book Store)でできます。

6. NBIクリアランス

これはフィリピンで犯罪を犯していないことを証明する書類です。

初めてフィリピンを訪れた日から6ヶ月以上経過している場合は、この書類が必要になります。

結構面倒ですが、マニラ在住の方ですと「NBI Main Building」で取得しなければなりません。

NBI Main BuildingNBI Main Building

他にもNBIクリアランスを取れる場所はありますが、それは現地のフィリピン人対象です。日本人(外国人)の方はこちらの場所でしか取れないので注意してください。

地図

平日の早朝でも、すでに多くの人が並んでいるので、スムーズに手続きを進めるためにも事前に予約しておくことをおすすめします。

予約方法はフィリピン人配偶者の方が詳しいと思いますので、聞いてみてください。

オンライン予約ページ

予約したら、当日NBIのビルの中に入り、2階で手続きをします。

手続きは書類に名前や住所、パスポート番号などを記入し、指紋と写真をとります。

指紋採取は機械に指を置くタイプと、インクに指をつけて取るタイプの2種類あり、指紋採取後は手が真っ黒になるので、石鹸を持っていっておいたほうがいいかもしれません。

私の場合、備え付けの石鹸を使いましたが、タイミングによっては石鹸がないこともあるようです。

手続きが終わったら「受取日」を言われるので、その日に取りに行きます。

NBIクリアランスのサンプル

7. ファイル

ビザを申請するときは、ファイルに1〜6の資料を挟んで申請する必要があります。

申請書類の上部をパンチで穴をあけ、ファイルに閉じます。

万一、ファイルを忘れた場合でも、イミグレーションで1つ20ペソで購入可能です。また、パンチも置いてあります。



仮永住ビザの申請手続き

ビザの申請手続きには最低でも4回行く必要があります。

1回目:書類提出
2回目:面接
3回目:ビザ・ACRカードの申請状況確認
4回目:ビザ・ACRカードの取得

1回目:書類提出

必要書類の準備ができたら、イミグレーションへ行きます。

  1. マニラの場合は、イントラムロスにあるイミグレ本部です。マカティやBGCにある支店では手続きができないので注意してください。
  2. また、イミグレーションでは申請書類について色々聞かれるので、フィリピン人の配偶者の方と一緒に行きましょう。

イミグレーションに入ると、真ん中のインフォメーションカウンターで結婚ビザを申請したいことを伝えます。

すると必要な書類などを言われるので、準備をします。

準備ができたら、受付の裏側で担当者の方が内容をチェックし、問題がなければWindow13〜14あたりで請求書をもらい、Window15でお金を払います。

費用は11,226.5ペソ掛かりました(高い・・・)。

 

 

お金を払ったら最後に、Window20へ行って面接を受ける日程を決めます。

面接の日程はレシートに2つ候補が書かれているので、好きな方を1つ選びます。

また、このレシートのコピーは面接後の手続きで必要なので、事前にコピーしておきましょう。

2回目:面接

面接当日に再度、イミグレーション本部を訪問し、4階の425号室へ行きレシートを渡します。

私の場合は、中の人に419号室へ行くよう言われたので、そちらで面接を受けました。

おそらく結婚ビザの手続きで、あなたが一番気になるのが「どんな質問をされるのか?」だと思いますが、私の場合は・・・

全く質問されませんでした(笑)

しかも面接と言いながら、単に書類にサインするだけ。

これは面接官にもよるのかもしれませんが、私の場合は部屋に入ってサインするだけで、1分もかからずに終わってしまいました。

しかし中には次のような質問をされたという人もいるので、不安な人は事前に回答を考えておくと良いかもしれません。

質問例
  • 配偶者とはどのように知り合ったのか?
  • 結婚までの交際期間は?
  • フィリピンに来てどのぐらいか?
  • 今の仕事は?
  • (無職の場合は)、貯金はいくらあるのか?
  • 今後のプランは?

まぁ、でも1万ペソ以上事前に払っているわけなので、面接をパスできないということはないと思いますが・・・。

さて、面接が終わると次は2階の214号室へ行って、書類をもらいます。

最後にその書類を持って、部屋の隣でACRカード用の写真を撮って、指紋を採取します。

写真の撮影時に、レシートのコピーを提出する必要があります。尚、人がたくさん並んでいる場合は、1階でも写真を撮ってもらうことが可能です。

私が行った時は、ワーキングビザ用の写真を撮る中国人団体がいたせいで30分以上待つことになりました。

以上で、申請手続きは終了です。

あとは、1ヶ月後ぐらいに、イミグレーションのサイトに自分の名前が載っていれば承認されたことになります。

ビザ申請状況

名前が載っていることを確認したら、再度イミグレーションへ行きます。

3回目:ビザ・ACRカードの状況確認

ビザの承認がおりたら、再度イミグレーションを訪ねて、ビザ・ACRカードの状況を確認します。

手続きの流れは、次のようになります。

  1. Window36へ行き、パスポートを渡す。
  2. 上の写真の紙を渡されるので、Window1へ行き、ACRカードの状況を尋ねる
  3. 1時間後に、再びWindow36へ行く

てっきり、今回、ACRカードとビザが発行されるものだと思っていましたが、まだでした・・・。

手続きを終えると、下のように発行予定日が書かれた紙を渡されるので、後日もう一度訪問します。

(さすがに、何度も訪問するのはキツい・・・。)

今回、ビザの承認がおりてから1週間後にイミグレーションへ行った結果、こうなりました。もしかすると、もっと時間をおいてから、訪問すればその日のうちにACRカードやビザが取れたのかもしれません。

4回目:ビザ・ACRカードの状況確認

ビザとACRカードのリリース日が来たら、再度イミグレーションを訪問し、Window40(建物入って右側)に行きます。

そして、パスポートとACRカードを受け取り、サインをしたら手続きは全て完了です。

ちなみに、結婚ビザのACRカードは紫色でした。



永住ビザの取得に必要な書類

永住ビザは仮永住ビザの有効期限の2ヶ月前になったら申請ができます。

永住ビザの取得に必要な資料は仮永住ビザの時と、少しだけ異なります。

  1. 嘆願書
  2. 申請書(Application Form)
  3. パスポートのコピー
  4. NBIクリアランス
  5. 配偶者と連名の宣誓供述書
  6. ファイル(①〜⑤を挟むため)

「配偶者と連名の宣誓供述書」は嘆願書と同様にマニラのイミグレーションの隣にある「Chamber of Commerce」という建物の裏側に公証人事務所があるので、そちらにお願いすれば、約10分ほどで作ってもらえます。

値段は「嘆願書」 + 「配偶者と連名の宣誓供述書」で1,700ペソでした。

結構高い・・・。

1. 申請書の書き方

申請書は「AMENDMENT TO PRV」のページで「Application Form」をクリックするとダウンロードできます。

AMENDMENT TO PRV

書き方を少し補足しておきます。

  • 申請書は全てアルファベット大文字で記述します。
  • ビザ用とACR用に2部必要です。

1.APPLICATION INFOMATION」では、申請内容について書きます。

次のように書けばOKです。

2. APPLICANT’S TRAVEL INFORMATION」はあなたのパスポートやビザの有効期限などを記述します。

「3. APPLICANT’S PERSONAL INFORMATION」はあなたの個人情報や配偶者に関してです。

氏名や生年月日、住所などを記述します。

APPLICANT’S ARC I-CARD CLAIM STUBにはあなたの氏名だけ記述します。

他は書かなくていいです。

申請書2枚目は配偶者に関する情報なので、配偶者の方に書いてもらってください。

Character References in the Philippines」という項目がありますが、これはどなたかフィリピンに住んでいる人の住所や氏名などを記述する必要があります(保証人のようなもの?)。

私の場合は、妻の兄弟や叔母さんの住所や氏名を記述しました。

永住ビザの申請手続き

永住ビザの申請手続きも仮永住権と同様なので、仮永住ビザの申請手続きを参考にしてください。

必要書類を提出して、インタビューを受けて、パスしたら永住ビザがもらえるという流れになります。

ただ、私の場合はコロナ禍に訪問したので、対面の面接はなく事前にアンケートに答える形でした。

参考までに質問内容(日本人側)を記述しておきます。

① What is your present means of livelihood?
どのように今、生計を立てているのか?

② How long have you known your spouse?
知り合ってどのぐらいか?

③ When and how did you meet your spouse?
出会いは?

④ How long did you date before marring your spouse?
結婚までにどのぐらいデートを重ねたのか?

⑤ Describe or give good and bad qualities/characteristic of your spouse.
配偶者の長所や短所は?

⑥ Why did you decide to reside in the Philippines?
どうしてフィリピンに住むことにしたのか?

⑦ What types of activities do you like to do together with your spouse?
配偶者の方とどんなアクティビティをするのが好きか?

⑧ What are your future plans?
将来のプランは?

また、アンケートの上の方に写真を貼るスペースがあるので、事前に準備をしておいた方がいいです。


Annual Reportは忘れずに

結婚ビザ所有者は毎年、1月〜2月にAnnual Reportをイミグレーションへ取りにいく必要があります。

Reportと言っても単に窓口に行ってお金払うだけなので、難しい手続きは一切ありません。

これ取り忘れると罰金払うことになるので、忘れないように気をつけましょう。

値段は310ペソで、イミグレーションは本部じゃなくてもマカティやBGCなど最寄りのところでOKです。

最後に

以上、フィリピンで永住ビザ取得に必要な書類と手続きの方法でした。

何度もイミグレーションへ行かなければならないのは面倒ですが、手続き単に書類を持っていって提出するだけなので、簡単です。

業者にお願いする方法もありますが、その場合10万円以上取られるので、自分でやったほうがいいでしょう。

不安であればフィリピン人の奥さん、旦那さんに手伝ってもらうとスムーズにいくと思います。

これから手続きをされる方は、頑張ってください。

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