今回はマニラでEMS(国際郵便)を受け取る方法を紹介します。
EMSとは日本から外国(あるいは外国から日本)に荷物を送る際に利用できるサービスの1つです。
日本の場合、荷物が届いた時に不在にしていた場合でも不在通知表があり、そこへ電話することで再発送を依頼できますが、フィリピンではそれができません。
日本のような再配達サービスがないので、不在にしていた場合は自らの足で郵便局へ取りに行かならないのです。
そこで今回は郵便局へEMSの荷物を受け取りに行く手順について紹介したいと思います。
荷物の受け取り場所は?
EMSの荷物を受け取る場所は、CMEC(Central Mail Exchange Center)という場所になります。
この場所は空港近くにあるので、結構行くのが面倒です。
マカティから行く場合、渋滞がなければ、30分〜40分でいけると思います。
NOTICE CARD(通知カード)を受けとってから、1ヶ月以内に荷物を取りに行かないと、処分されるので、なるべく早く取りに行くようにしましょう。
土曜日でも開いているので、平日お仕事がある人でも安心です。
2. EMSの荷物を受け取る手順
荷物を受け取る手順は次のようになります。
- NOTICE CARDを受け取る
- CMECへ行く
- 荷物を受け取る
1. NOTICE CARDを受け取る
荷物配達時に不在だった場合、下の写真のようなカード「NOTICE CARD」がポストかコンドミニアムの受付にあると思いますので、それを受け取りましょう。
カードの裏には、受け取り場所、営業時間、必要書類(身分証明書)などが書いて書いています。
- 受取場所:CMEC
- 営業時間:平日8時〜17時、土曜日8時〜14時
- 必要なもの:身分証明書
- お金
身分証明書はパスポートを持っていくと良いでしょう。
2. CMECへ行く
CMECは空港の近くにありますが、少しわかりにくい所にあるので、Grabを使って行くことをお勧めします。
Grabは行き先を指定すれば事前に料金がわかるので、ぼったくられることもありません。
Grabの使い方がわからない人は以下の記事を参考にしてください。
3. 荷物を受け取る
建物の中に入ると、3番窓口(写真の一番右。赤い服の人が立っている所)でNOTICE CARDを渡して、手続きをします。
土曜日の朝に行ったこともあり、人はほとんどいませんでした。
手続きはというと、窓口で署名をして、手数料112ペソを払うだけでした。
手数料を払い終わると、荷物を受け取り、これで終了です。
手数料は荷物の中身によって異なります。関税がかかるような宝石類ですと、払わなければいけないお金は高くなると思います。
荷物の紛失は大丈夫?
私はこれまでに本や戸籍抄本などを日本から送ってもらう際に利用しましたが、どちらの場合も問題ありませんでした。
しかし、フィリピンのEMSの評判はあまり良くなく、時には職員が盗むこともあるという噂も聞きます。
そのため宝石類やコンピューターなど高価な物を配送には利用しない方が安全かもしれません。
おまけ:不在時でも荷物を受け取る方法
日本のように再配達のシステムは存在しないフィリピンのEMSですが、コンドミニアムに在住の人であれば、受付の人にお願いすれば、受け取ってくれるケースがあります。
私の住むコンドでは身分証明書を渡して、お願いすれば不在でも代わりに受け取ってもらえます。
もし、不在が多く荷物が受け取れるかどうか不安だという人で、コンドミニアムに住んでいるという方は一度、受付にお願いしてみると良いかもしれません。
まとめ
今回は国際郵便EMSの荷物を受け取る方法について紹介しました。
荷物配達時に不在にしていたなどで、受け取れなかった場合、郵便局へ取りに行きましょう。