フィリピンでは残念ながら日本の本を買うことができません。
中古の書店で取り扱っていることはありますが、あくまでも中古なので品揃えは悪く、新刊が手に入ることはないでしょう。
最近では、Kindleのような電子書籍も普及しているので、フィリピンにいても日本の本を入手しやすくなりましたが、ジャンルによっては電子書籍に対応していないものも多数あります。
そんな時、「どうしても日本から本を取り寄せたい!」と思うこともあるでしょう。
そんな人におすすめなのが「紀伊國屋」です。
このページでは私が紀伊國屋をおすすめする理由と、実際に本を注文した場合の受け取り方法について解説したいと思います。
フィリピンで日本の本を注文するなら「紀伊國屋」一択
本を買うなら、まず「Amazon」という選択肢が出て来ると思います。
しかしAmazonで注文をしてしまうと、紀伊國屋で注文するよりも余計な費用がかかることがあります。
その理由は配送方法の違いです。
海外から、本を注文した場合は日本国内から国際便で海外へ発送されます。
配送方法は色々ありますが、国際便で送る場合は「DHL(国際宅配便)」あるいは「EMS(国際郵便)」で配送されるのが一般的です。
2つの違いについては割愛しますが、
Amazon → DHL
紀伊國屋 → EMS
で商品を発送します。
では、これらの配送方法の違いによりどのように値段が変わるかというと
DHL:書籍代 + 配送料 + 関税
EMS:書籍代 + 配送料
となります。
つまりDHLの場合は関税がかかるわけですが、これが結構高いです。
値段は配送する本の重さ冊数によって金額が変わりますが、数冊でも数千円かかります。配送料だけでも結構な値段するので、できれば関税は避けたいですよね。
ですので、どうしても日本の本を取り寄せたいという場合は、紀伊國屋のオンラインで注文するのがベストです。
配送にかかる日数はDHLのほうが早いですが、EMSでも1〜2週間で届きます。
本の受け取り方法
日本からフィリピンへ配送した物を受け取る場合、基本的には郵便局へ取りに行く必要がありますが、EMSで本を送る場合、自宅まで配送してくれます。
コンドミニアムに住んでいるのであれば、フロントの人に「荷物が近日届くので不在の場合は代わりに受け取ってください」と言っておけば対応してくれる場合もあります(私はいつもそうしています)。
ただし、配送料として、100〜200ペソ程度必要なので、事前に多めにお金を渡しておくと良いでしょう。
不在などで、本を受け取れなかった場合
本を受け取れなかった場合は郵便局へ取りに行く必要があります。
フィリピンには日本の再配達のような神サービスはないので、自分の足で取りに行く必要があります。
マニラ在住の場合は、下のCMEC(Central MAil Exchange Center)という場所でマニラ空港の近くにあります。
ちょっとわかりにくい場所なので、Grabで行くと良いでしょう。
詳しい手順については、以下の記事で解説していますので、必要な方はあわせてお読みください。
最後に
今回は日本から本を注文するなら「紀伊國屋」がおすすめであるというテーマでお話しました。
余計な出費が増えないように、本を注文する場合は紀伊國屋を利用しましょう。