今回はこんな悩みを持つ人のための記事です。
海外保険付きのクレジットカードなら、3ヶ月の保証があるので小旅行や短期留学にはぴったりですね。
でも、海外保険付きのクレジットカードって調べてみるとたくさんあります。
そこで、この記事では無料で作れるおすすめの海外保険付きクレジットカードを3つ紹介します。
目次
年会費無料のクレジットカード
年会費無料で作れる海外保険付きのクレジットカードには以下のものがあります。
1. 楽天カード
楽天カードは使えば使うほど楽天ポイントが貯まり、そのポイントで買い物ができるのでかなりお得なカードです。
特に楽天でネットショッピングをする人には欠かせないクレジットカードですが、実は海外保険も付いています。
入会費・年会費は無料ですが、それなのに保証額、特に「傷害死亡や後遺障害」の保証が高いのが特徴です。
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円 |
ただし、クレジットカードを単に作れば自動付帯される訳ではなく、海外渡航前に次の条件を満たす方が対象です。
日本を出国前に楽天カードを使って以下のいずれかの決済が完了している。
- 自宅から出発空港までの交通費
- 海外旅行代金(ホテルを除く)
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、例えば飛行機のチケットを楽天カードで購入している場合は海外保険が有効になります。
保険の対象期間は日本出国日から3カ月です。
- 入会費・年会費永年無料
- カードを使えば使うほど楽天ポイントが貯まる
ちなみに、楽天カードには年会費1万円(税抜き)の有料プラン「楽天プレミアムカード」があり、その場合以下のように保証額がぐ〜んと上がります。
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
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傷害治療費用 | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
救援者費用 | 200万円 |
携行品損害 | 50万円 |
2. エポスカード
エポスカードは入会費・年会費が永年無料で、しかも海外保険が自動付帯という神対応のクレジットカードです。
クレジットカードさえ作れば何もしなくても、海外保険が3ヶ月付いてくるので、短期留学や旅行であればわざわざ海外保険を買う必要がなくなります。
保証される額は他のクレジットカードとにており、「傷害死亡・後遺障害」だけ少し少ないです。
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
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傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 |
- 入会費・年会費永年無料
- クレジットカードさえ作れば海外保険が自動で付いてくる
3. Booking.comカード
Booking.comといえばホテルの予約サイトで有名な会社ですが、そのクレジットカードも入会費・年会費無料で作ることができます。
しかも、こちらのクレジットカードを作ると、宿泊代金10%OFFに加え、レイトチェックアウト・無料空港送迎・ウェルカムドリンクなどの無料でサービスが受けられる「Booking.Genius」会員に無料でアップグレードできます。
Booking.comをよく利用する方には特におすすめのカードです。
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
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傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 4,000万円 |
救援者費用 | 150万円 |
携行品損害 | 25万円 |
- 入会費・年会費永年無料
- ホテルの宿泊代の割引や空港からの無料送迎・レイトチェックアウトなどのサービス有
4. セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードは、海外旅行に特化したクレジットカードで26歳になるまでは年会費無料で利用できます。(26歳以上の方でも、初年度の年会費は無料になります。)
他の2つのクレジットカードのように永年無料ではないですが、保証額はNo.1です。
その他の特典として、空港から自宅への手荷物配送サービスが無料で付いています。
これは海外から帰国した際にスーツケースなどの荷物を1つ空港から無料で自宅まで送ってくれるサービスで、以下がそのサービスを受けられる空港です。
- 成田国際空港
- 羽田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
フィリピンでたくさん買い物をした人もこのサービスがあれば安心ですね。
傷害死亡・後遺障害 | 3,000万円 |
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傷害治療費用 | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円 |
救援者費用 | 200万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 30万円 |
- 保証額が他のクレジットカードよりも多い。
- 荷物の宅配サービスがある。
年会費無料ならどれがおすすめ?
どれが良いかは人により異なるので、断定はできませんが、私個人としておすすめなのは「楽天カード」、「エポスカード」、「Booking.comカード」です。
実際に私も「楽天カード」と「エポスカード」を持っています。
理由は単純で、年齢に関わらず無料で利用できるからです。それに私はよく楽天で買い物をするので、楽天カードは重宝しています。「エポスカード」は楽天の海外保険が切れた時に新しく作りました。「Booking.com」の存在は最近知ったので、次クレジットカードを作る機会があれば、ぜひ作りたいと思っています。
26歳以下の方や保険の金額に少し不安のある方は、 セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードでもいいと思います。
そもそも海外保険って必要なの?
海外保険が必須かどうかと言われると、「必ず必要だ!」とは思いませんが、私の意見としては「あった方がいい」とは思います。
「フィリピンを旅行する際に気をつけておくべきこと」でも書いていますが、十分に気をつけて旅行すれば犯罪に巻き込まれることは滅多にありませんし、大きな怪我をすることも稀でしょう。
しかし、万一怪我や病気になってしまった場合、保険がなければ全額自腹で払う必要があるので、心配な方は保険があった方がいいでしょう。
私はこれまで海外保険を使ったことはないですが、フィリピン在住の方でデング熱に掛かった人がいらっしゃって、その方は治療費(入院費)込みで12万円掛かったそうです。
最後に
今回は無料で作れるおすすめの海外保険付きクレジットカードを3つ紹介しました。
これからフィリピンへ旅行へ行かれる方、留学予定の方は参考にしてみてください。
また、長期で滞在予定の方は現地の保険を購入するのがおすすめです。