フィリピンへ旅行や長期滞在する方の中には「怪我しないか心配・・・。」、「重い病気が見つかったらどうしよう。」なんて不安に思っている人もいるはず。
そこで、このページでは、日本人が万一フィリピンで怪我や病気になって病院へ行くことになった場合に利用できる保険を紹介したいと思います。
海外旅行保険
一番安心で、カバー率の高い保険が海外旅行保険でしょう。病気以外に、不慮の事故で亡くなった場合や何か物を盗まれた場合にも適用されます。数日から長期まで期間を自由にカスタマイズ可能で、治療費の上限は他のどの保険より高いです。
正直、この保険さえあれば他の保険は不要ですが、費用が高いのでお金がない人には厳しいです。私が初めてフィリピンに来た時は海外保険を購入していたのですが、その時は1年契約で20万円〜25万円ぐらいしました。
また、海外保険は留学や旅行などを目的としている人が対象なので、個人で1年以上購入するのは少し難しくなって来ているようです。
ですので、フィリピンに移住を考えている人であれば後述する現地の保険を購入する方がいいでしょう。
- 保証額が他のどの保険よりも高い。
- 病気や怪我以外にも使える。
クレジットカード保険
保険にあまりお金をかけたくないという人におすすめなのが海外保険付きのクレジットーカードです。
最近のクレジットカードは、カードを作ると3ヶ月無料で海外保険が付いてくる物が多いです。
ちょっとした旅行や短期留学を検討している人にはおすすめです。
尚、参考までですが、以下のクレジットカードは年会費無料で、作ることができ海外保険も自動付与されます。
カード会社 | 保証額 |
楽天カード | 傷害死亡:2000万円 傷害治療:200万円 疾病治療:200万円 |
エポスカード | 傷害死亡:最高500万円 傷害治療:200万円 疾病治療:270万円 |
Booking.comカード | 傷害死亡:最高3000万円 傷害治療:100万円 疾病治療:100万円 |
- クレジットカードを作っただけで保険がついてくる。
- 保証額も高い。
無料で作れる海外保険付きクレジットカードについてはもっと詳しく知りたいという人は以下の記事が参考になると思います。
国民健康保険
実は日本の国民健康保険も使うことができます。
とはいっても、フィリピン現地で使えるという訳ではなく、一旦現地の病院で全額支払いし、後日日本に帰った後に手続きをすることで7割返ってきます。
ただし、フィリピンへ行く際に「海外転出届」を出していると適用外なので注意してください。
返ってくる7割は、フィリピンでの治療にかかった7割ではなく、その病気を日本で利用した場合にかかるであろう金額の7割です。
例えば、デング熱になってフィリピンで12万円掛かったとしても、日本でのデング熱治療がそれより場合は
- 新たに保険に加入する必要がない。
フィリピン現地で買えるローカル保険
現地採用者の場合、給料があまり良いとは言えないので、日本の海外保険の購入を躊躇する人も多いはず。また、長期滞在の場合、個人で1年以上の契約はできない場合もあります。
そんな時に役に立つのがフィリピンのローカル保険です。
日本の海外旅行保険よりは保証額は少ないが、300万円ぐらいまでならカバーされるので、長期滞在者は加入しておいた方がいいでしょう。
保険費は年齢により異なりますが、1年あたり4万円〜7万円ぐらいで日本の物よりリーズナブルです。
フィリピンの保険なら「Pacific Cross」が有名ですが、他にも色々あります。
- Pacific Cross パシフィック クロス
- Maxi Care マキュシーケア
- Intelli Care インテリケア
- Medi Card メディカード
- Insular Care インシュラーケア
- 日本の海外保険よりも安く買える。
- 長期滞在でも購入可能。
Pacific Crossの保険プランについては以下の記事にまとめているので、興味がある方はチェックしてみてください。
最後に
今回は日本人がフィリピンで利用できる保険について紹介しました。
怪我や病気になってからでは遅いので、しっかりと保険について考えた上でフィリピンの旅行や生活を楽しんでください。